SMBCモビットの返済額は毎月どれくらい?支払いで注意するポイントを解説

審査時間最短30分、即日融資が可能で、借入限度額が800万円まで可能な「SMBCモビット」をご存知でしょうか。

審査の申し込む曜日や時間帯によっては翌日以降の融資になることもありますが、早いスピードで借り入れができます。

名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、どのような返済方法で返済額はいくらかなど詳しく知らない人もいるかもしれませんね。

この記事では、SMBCモビットの利便性について紹介し、さらにお得に利用するための知識について紹介します。

キャッシング未経験者の方でもキャッシングについて理解しやすいように具体例も多く記載していますので、是非参考にしてください。

Contents

SMBCモビットの返済方法は4通り

SMBCモビットの返済方法は以下の4つの方法があります。

  • 口座振替
  • 銀行振込
  • 提携ATMでの返済
  • コンビニマルチメディア端末

それでは具体的にそれぞれの返済方法について見ていきましょう。

口座振替

口座振替とはあらかじめ返済用口座の登録をしておき、毎月決められた返済日に自動的に返済金額の引落しが行われる返済方法です。

指定できる銀行は、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行の4行と制限があるので注意しましょう。

返済用口座に残高があればATMでSMBCモビットに自ら振込をする必要もないため、管理が楽な返済方法と言えます。

銀行振込

銀行振込は、あらかじめ決まった期日までにSMBCモビット指定の返済用口座に返済金額を振込することで、毎月の返済額を返済する方法です。

銀行ATMや窓口での返済ではなく、いま利用している金融機関の口座からSMBCモビット指定の口座に振込ます。

指定の銀行口座を開設する必要はありませんが、振込のときには所定の振込手数料が発生するので気を付けてください。

さらに振込期日を忘れてしまうと、延滞利息が発生してしまうリスクにも注意が必要です。

提携ATMでの返済

提携ATMでの返済は、支払日までに提携ATMで返済金額を入金する方法です。

返済にかかる手数料は金融機関の所定の額で、数百円かかります。

ただし三井住友銀行ATMでのSMBCモビットの利用は、手数料はかからないのでよりお得に使えます。

コンビニマルチメディア端末のFamiポート(ファミポート)

実は、ファミリーマートにあるマルチメディア端末のFamiポート(ファミポート)でもSMBCモビットへの返済が可能なのです。

ただし、返済にはローンカードが必要なので注意しましょう。

コンビニマルチメディア端末と聞くと、多くの方は映画やコンサートのチケットなどを購入するときに、利用するのをイメージされるのではないでしょうか。

返済する方法は、マルチメディア端末から申込券を発行してレジで支払う形になります。

利用できるコンビニマルチメディア端末はFamiポート(ファミポート)に限られるので気を付けてください。

SMBCモビットへの毎月の返済額は?

SMBCモビットへの毎月の返済額について説明します。

SMBCモビットは毎月の返済額が、最終借入残高に応じて変動する商品です。

ここでは、返済金額が変動する要因となる最終借入残高について詳しく説明し、毎月の最低返済額についても分かりやすく紹介します。

返済金額が一目で確認できるMyモビについても、サービス内容を確認してみましょう。

Myモビやアプリから簡単に確認できる

SMBCモビット会員サービスMyモビで、毎月の返済金額が確認できます

ほかにも返済方法を変更したり、契約で決まっている返済日(約定返済日)を変更したりといった手続きが可能です。

さらに、借入可能額の増額審査の申し込みも行える、とても便利なサービスがMyモビなのです。

サービスへの利用方法は、会員IDでログインする方法キャッシングのカード番号でログインする2つの方法があります。

さらに、Myモビのアプリ版は、カードレスでセブン銀行ATMから借入と返済が可能です。

とても便利なサービスですので、積極的に利用してみましょう。

最終借入後の残高で返済額が変わる

SMBCモビットは最終借入後の残高で、毎月の返済額が変わります

借り入れた額で返済額が決まるので、たくさん返済して元金が減っても毎月の返済金額は変わりません

したがって、1回しか借入をせずに完済まで返済を続けた場合は、ずっと同じ額をSMBCモビットに支払いすることになります。

最初に50万円の借入を行ったら、借入残高が30万円になっても10万円でも返済額は50万円の約定返済額の13,000円から変わらないのです。

しかし、借入残高10万円のときに追加で20万円の借入をした場合は、最終借入時の30万円に対する11,000円が毎月(約定)返済額となります。

このような返済方法は借入後残高スライド元利定額返済という方法です。

それでは、次にSMBCモビットの最低返済額について見ていきましょう。

SMBCモビットの最終借入残高に対する最低返済額を一覧表にまとめると以下のようになります。

(条件:実質年利18%/ 100万円以上は15%として作成)

最終借入後残高返済額
〜100,000円4,000円
100,001〜200,000円8,000円
200,001〜300,000円11,000円
300,001〜400,000円11,000円
400,001〜500,000円13,000円
500,001〜600,000円16,000円
600,001〜700,000円18,000円
700,001〜800,000円21,000円
800,001〜900,000円24,000円
900,001〜1,000,000円26,000円

100万円以上は20万円借入額が増えるごとに4,000円の返済額が追加となります。

お金を借りる上でのポイントは、毎月の返済額と同様に借りたお金が何年で完済できるかではないでしょうか。

SMBCモビットの公式サイトで利用できる返済シミュレーションの、詳しい使い方を紹介します。

返済シミュレーションで計算できる

SMBCモビットの返済シミュレーションでできることは、毎月の返済額と返済月数の計算です。

毎月の返済額シミュレーションは、借入希望額と返済月数、借入利率の3つを入力しましょう。

これから審査を受ける人や追加で借り入れを希望する人は、申し込む前に一度シミュレーションを行ってみてください。

SMBCモビットの返済日はいつ?

基本的にSMBCモビットの返済日は「5日、15日、25日、月末」のいずれかの日です。

ここでは返済日を決める際の注意点と、さらにATM返済で返済をする際のポイント、最後に、初回の借入日の返済日について紹介します。

契約のときに日付を決める

SMBCモビットでは契約時に返済日を決めるのですが、給料日の直後に設定することが大切になります。

給料日後に返済日を設定すると、残高不足で支払いができなくなるような状況を避けられますよね。

SMBCモビットでは返済に遅れると遅延損害金として実質年率20.0%の利息が加算されるからです。

なるべく不必要な支払いをしないように、毎月の返済日には注意しましょう。

早く返済しても返済日が変わることは無い

銀行振込やATMでSMBCモビットに返済を行う場合は、実際の返済日より前に入金してしまうときもあるかもしれません。

しかし、早く返したからと言って、返済期日が変わることは無いので注意しましょう。

また、口座振替で返済していて、期日前にATMや銀行振込で別に支払っても、返済日には引落しが行われるので気を付けてください。

初回借り入れは返済日に注意

初回借り入れのときは、初回返済日がいつになるのか注意する必要があります。

その理由としては、約定返済をいつに設定するかで初回返済月にズレが生じるためです。

以下がSMBCモビットの借入残高が無い状態で、融資を受けた場合の返済期日です。

約定返済日借入日返済期日
毎月5日1日~19日借入日の翌月の約定返済日
20日~末日借入日の翌々月の約定返済日
毎月15日1日~末日借入日の翌月の約定返済日
毎月25日1日~9日借入日の同月の約定返済日
10日~末日借入日の翌月の約定返済日
毎月末日1日~14日借入日の同月の約定返済日
15日~末日借入日の翌月の約定返済日

約定返済日を5日で設定する場合を例に上げると、初回借入日が1日〜19日の間であれば、翌月の5日が初回返済日となります。

しかし、初回借入日が20日以降の場合は、翌々月の5日が初回返済日なので注意しましょう。

返済日に資金が準備できないときは?

「返済日に資金が用意できない」といったトラブルが起こったときの対処法について見ていきましょう。

返済日にお金が用意できない人のために、SMBCモビットでは専用の相談窓口を設けています

しかし、相談しても支払いの遅延には一定のペナルティがあるので注意してください。

毎月の返済額の相談が電話でできる

どうしても返済日までに資金が準備できないときは、SMBCモビットコールセンターに連絡してみましょう。

SMBCモビットのコールセンターでは、支払予定日や毎月の返済金額の相談にも応じてくれます

返済が厳しいときには、滞納する前に相談しましょう。

滞納してから相談すると、返済金額の変更などの対応がしてもらえない場合があるので気を付けてください。

会員用SMBCモビットコールセンター:0120−24−7217
営業時間:9:00〜18:00

Myモビやアプリから支払い予定日を登録しよう

返済予定日を変えたいときは、会員専用ページのMyモビやアプリからも変更可能です

SMBCモビットコールセンターの営業時間外や混み合って電話がつながらないときなど、インターネットやアプリから返済日の登録ができることを知っておくと便利ですよ。

返済日の変更はMyモビか電話で手続きしよう

毎月の約定支払日を変えたい場合は、返済日の変更をMyモビや電話で相談するのがオススメです。

タイミングによっては遅延しそうなときにSMBCモビットの支払日を変更することで、返済期限を延ばせるケースもあります。

ただし変更には利息以上の入金が必要な場合があるため、早めにSMBCモビットまで相談しておきましょう。

遅延損害金の支払いが必要になる

返済日に支払いが間に合わなかった場合は、SMBCモビットに遅延損害金を支払わなくてはいけません。

遅延損害金として実質年率20.0%の額を、日割り計算して追加で返済します

例えば、50万円の借入に対し、返済予定日が10日遅れてしまったら2,740円の遅延損害金が別途発生します。

実は、返済予定日を変更しても遅延したことには変わらないので、経済的なメリットが一切ないことが分かりますね。

支払い予定日の登録は便利ですが、緊急のとき以外はオススメしません。

SMBCモビットへお得に返済する方法は?

「SMBCモビットへの返済にお金がかかるなんて」
「簡単に支払いできる方法は無いの?」
そうそう、SMBCモビットにお金を返すときも、気を付けないと手数料が必要になってしまいます

SMBCモビットにお得に返済する方法はあるのでしょうか?

返済方法について詳しく紹介するので一緒に確認しましょう。

手数料無料の返済方法を選ぼう

SMBCモビットへ返済するときは、手数料無料の方法は以下の3つです。

  • 口座振替
  • 三井住友銀行ATM
  • マルチメディア端末を使ってレジで支払う

また、銀行振込でも、金融機関によっては優遇サービスが適応されるので、振込手数料の免除といった特典を利用しても良いかもしれませんね。

具体的にどれほどお得か、三井住友銀行ATMとそれ以外の提携ATMを利用して完済する場合の手数料を比較すると、6,380円の差がありました。

返済条件は、借入金額50万円を年利18%、返済期間は58ヶ月で提携ATM手数料が110円の場合です。

繰り上げ返済をすると利息を抑えられる

利息を抑える最も効果的な返済方法は繰り上げ返済です。

どれほどの効果があるのか具体例を解説するので、確認してみましょう。

A:当初借入額50万円、年利18%、毎月返済のみで完済
完済までにかかる月数は58ヶ月※最終回の返済金額10,057円追加
総支払額は13,000円✕57ヶ月+10,057円=751,057円
返済額751,057円−元金500,000円=251,057円(利息金額)

B:当初借入額50万円、年利18%、1年経過後元金を一括返済
1年間の支払額:13,000円✕12ヶ月=156,000円 (元金:71,486円 利息:84,514円)
1年後元金:428,514円
総支払額428,514円+1年間の支払額156,000円=584,514円
584,514円 −500,000円=84,514円(利息金額)

50万円を年利18.0%で借りて1年後に繰り上げ返済をすると、58ヶ月で返す場合より166,543円も利息が抑えられます。

ただし、このシミュレーションは利息の端数処理や借り入れ日数など、実際の返済額と多少のズレがあるので気を付けましょう。

実際の返済額や返済計画を知りたい場合は、SMBCモビットコールセンターへの電話や、Myモビで確認してください

SMBCモビットへ一括返済する

SMBCモビットにATMで一括返済するときは、1,000円単位で余分に入金しましょう

一括返済額はMyモビかコールセンターへの電話で確信できるので、返済手数料を忘れないで加算し多めに入金してください。

提携ATMは硬貨非対応のものが多く、1,000円単位でしか入金することができません。

また、1,000円未満の元金に対して利息を免除するという無利息残高の設定は、SMBCモビットには無いので注意しましょう。

たとえ数百円の端数でも残高があると借入しているということになり、毎日利息が発生します。

完済額以上の入金は預り金という形でSMBCモビットから後日返金されるので、安心してください。

Myモビのメッセージで連絡が来るので、返金の手続きを行いましょう。

小銭を使って端数まで完済したい場合は、銀行振込やマルチメディア端末での支払いをオススメします。

まとめ

SMBCモビットは便利ですが、利用には注意しましょう。

カードローンは使い方を誤ってしまうと、多重債務や返済不能になってしまうリスクがあります。

総返済額を減らしたいときは、繰り上げ返済をマメに行って短期間での完済を目指すのがオススメです。