モビットの借入と審査で気を付けたいポイントは?公式サイトよりも詳しく解説

SMBCモビットは、申し込みから審査開始まで最短30分という、スピード融資が魅力のカードローンです。

特にWEB完結は書類の郵送や電話連絡がないため、在籍確認の電話が不安な人でも安心して利用できるのがうれしいですね。

今回は、SMBCモビットの申し込み方法から審査に通るコツお得に返済する方法について解説します。

Contents

SMBCモビットの申し込み方法は全部で4つ

SMBCモビットのカードローンに申し込む方法は、インターネット電話三井住友銀行内ローン契約機郵送の4種類があります。

申し込み方法によって、申し込みから借り入れまでの時間が異なるので、それぞれの借り入れまでにかかる時間メリットを確認しておきましょう。

  • インターネット申し込み
  • 電話申し込み
  • 三井住友銀行内ローン契約機
  • 郵送

今回は、この中でも最短で融資が受けられるインターネットからの申し込みを解説します。

インターネット申し込みには、「カード申込」と「WEB完結申込」の2種類があります。

では、WEB完結申し込みについて詳しく解説するので、一緒に確認していきましょう。

WEB完結申し込みは電話連絡と郵送物なし

SMBCモビットのWEB完結は、審査や契約時の電話連絡や郵送物を避けられます

「申し込みや借り入れを家族や職場に秘密にしたい」と考えている人には、WEB完結がおすすめですよ。

ただし、審査で必要だと判断された場合は、SMBCモビットから携帯電話に連絡が来るので注意しましょう。

会社への電話の代わりに保険証と必要書類で在籍確認が行われ、契約書類はインターネットの会員ページからダウンロードします。

申し込みから借り入れまですべてネットで行えるため、SMBCモビットの利用が周りにバレにくいと言えるでしょう。

ただしWEB完結を利用できるのは、「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」「ゆうちょ銀行」のいずれかの口座を持っている人です。

また、勤務先の記載がある「全国健康保険協会発行の社会保険証」もしくは「組合保険証」の提出が必要です。

また、職場の健康保険に加入していない人や自営業の人で、持っている保険証が国民健康保険証の場合は、WEB完結申し込みできません。

急いでいる場合は申し込み後に電話連絡をする

急いでいる場合も、SMBCモビットならスピード融資が可能です。

SMBCモビットの公式サイトから申し込み後、フリーコールに連絡しましょう

担当者と電話でのやりとり後に審査をすぐに受けられ、そのまま契約できることがメリットです。

フリーコール:0120-03-5000(受付時間 9:00~21:00)

フリーコールの番号は申し込み完了後の画面にも表示され、連絡後はすぐに審査が開始されます

ネットからの申し込みから審査開始まで最短30分のスピード対応で、急いで融資を受けたい場合には借り入れを以下の方法より選べます。

  • 指定の金融機関に振込
  • 電話で金融機関の口座を指定すると、振り込みで融資してもらえます。

    平日14:50までに申し込みを完了すれば、当日振り込みも可能です。

    また、指定する金融機関によっては、24時間振込可能なところもあります。

    ただし、審査結果によっては振込時間に間に合わない可能性もあるため、余裕をもって申し込みましょう。

  • SMBCモビットカードでの出金
  • カードの受け取り方法を三井住友銀行内ローン契約機に指定することで、契約機でカードが受け取れます

    カードを使って、三井住友銀行ATM提携ATMより引き出し可能です。

    なお、カード受け取りには運転免許証や健康保険証といった本人確認書類が必要なので、忘れずに持参しましょう。

    カード申込は契約後にカード発行が必要

    カード申込はカードレスの契約ができないので、カードの発行は避けられません

    カードを受け取る方法や場所は以下のようになっています。

    • 三井住友銀行内ローン契約機
    • 郵送
    • コンビニエンスストア(ローソン、ミニストップ)
    • 郵便局窓口
    • はこぽす、PUDO

    カード申込で急ぎの場合は、本人確認書類を持参して三井住友銀行内のローン契約機でカードを受け取りましょう

    その他の受け取りは、契約後にSMBCモビットから届くSMSに記載されている通りに受け取ってください。

    また、審査の結果によっては郵送のみの受け取りとなることもあります。

    SMBCモビットで借り入れするときの注意点

    SMBCモビットはWEB完結なら在籍確認の電話が避けられ、急ぎの融資にも対応してくれるといったメリットが多いです。

    しかし、利用には注意点もいくつかあります。

    モビットで気を付けておきたいことを紹介するので、カードローン選びの参考にしてください。

    SMBCモビットには無利息サービスがない

    SMBCモビットには、アコムやレイクALSAなど大手消費者金融にある無利息期間サービスがありません

    したがって、借りた時点で利息が発生するので、どれだけ短期間で返せるか返済プランをしっかりと考えておく必要があります。

    30日間の無利息期間があれば期間中に返せば利息を支払う必要は無く、1か月以下の短期の借入に向いていますが、SMBCモビットは短期で返しても利息の支払いが必要です。

    カードローンの中では金利が高い

    SMBCモビットの金利は、年3.0%〜18.0%です。

    初回契約は返済実績が全くないため、最高金利の18.0%が適用されると考えておきましょう。

    アコムやプロミス、アイフルなどの大手消費者金融と金利を比較してもほとんど変わりませんが、ネット銀行や都市銀行のカードローンと比べると金利は高めといえます。

    銀行系カードローンは利息が低いのが大きいメリットですが、審査に時間がかかり即日融資が受けられないことがデメリットです。

    金利だけで選ぶのではなく、審査スピードや利用できるATMを考慮したうえでSMBCモビットでの借り入れを候補に入れるのがおすすめです。

    提携ATMの利用手数料がかかる

    SMBCモビットは一部ATMを除いて24時間いつでも返済可能ですが、忘れてはならないのがATM手数料です。

    SMBCモビットには自社ATMがないため、ATMからの返済は提携ATMを利用するしかありません。

    そのため1回の利用につき、取引金額が1万円未満では110円、1万円を超える取引金額では220円の手数料がかかります。

    一度だけなら大したことはありませんが、利用のたびに何回も支払うと結構な出費になりますね。

    返済手数料を抑えたければ、三井住友銀行または三菱UFJ銀行、みずほ銀行かゆうちょ銀行のいずれかを使って口座振替で返済しましょう。

    利用限度額は総量規制の対象になる

    SMBCモビットのカードローンは、貸金業法の総量規制の対象です。

    総量規制とは、貸金業者は利用者の年収の3分の1までしか貸し付けてはいけない法律です。

    総量規制は契約している貸金業者の利用可能枠を全て合わせて、年収の3分の1までなので注意しましょう。

    例えば年収300万円の人は借り入れ可能枠の上限は100万円ですが、他社ですでに50万円の借入枠があればSMBCモビットから借りられるのは最大でも50万円となるのです。

    総量規制が施行される前は、金融機関が「返済能力あり」と判断すれば上限なく借り入れが可能でした。

    しかし、それが多重債務を招く原因のひとつとなり、ピーク時には年間20万人以上が自己破産の申し立てに発展する事態になったのです。

    国は事態を重く受け止め、多重債務をなくし自己破産を減らす目的で総量規制が作られました。

    あくまで総量規制はSMBCモビットを含めた貸金業者が対象で銀行からの借り入れは対象外となりますが、金融機関はルールを自主的に取り入れています

    借り入れ方法は振込とATMの2種類

    SMBCモビットの借り入れ方法には、振り込みキャッシング提携ATMからのキャッシングの2種類があります。

    振り込みキャッシング

    振り込みキャッシングは指定した自分の口座に、SMBCモビットから振り込みしてもらう方法です。

    カードレスで利用でき、またパソコンやスマホから会員ページへログインすると簡単に手続きが完了するので、急ぎの融資にピッタリですね。

    振込キャッシングの利用は、アプリもしくは公式サイトより「Myモビ」にアクセスし、自分の操作で申請します

    ただし、初めて利用する場合は、「Myモビ」から銀行口座の登録をしましょう。

    振込申請手続きは24時間いつでも申し込みでき、振込手数料無料で融資を受けられることがポイントです。

    提携ATMキャッシング

    モビットカードを発行すれば、銀行やコンビニにある全国のSMBCモビットと提携するATMで借り入れ可能です。

    特に深夜に現金が必要な場合や、カードの受け取りができない旅行先での借り入れに便利です。

    ただし、営業時間や設置場所がATMによって異なることや、所定の手数料がかかることに注意してください。

    提携ATMは三井住友銀行ATMなら手数料無料で借入や返済ができます。

    ただし、ゆうちょ銀行、地方銀行、信用金庫、駅にあるSMBCモビットの提携ATMは取引すると、領収書が郵送物で届きます

    家族に秘密でSMBCモビットを利用している場合は、借り入れや返済するATMを選ぶようにして下さいね。

    WEB完結申し込みの借り入れは銀行振込とスマホATM

    WEB完結で申し込みをした場合、借り入れ方法は銀行振り込みとセブン銀行スマホATMのみです。

    WEB完結の場合はカードレス契約のため、セブン銀行以外のATMは利用できません

    WEB完結は審査で電話連絡が避けられるので便利ですが、契約後の使い勝手も考えて申し込みましょう。

    ATMで借りるにはSMBCモビットのカードが必要

    提携ATMからSMBCモビットの借り入れや返済をするためには、SMBCモビットカードが必要です。

    SMBCモビットカードが無いと、借入や返済方法が限られ不便な場合があります

    SMBCモビットカードを提携ATMに挿入すれば、自動で案内画面が表示されるため、画面の案内に従ってタッチパネルで操作するだけです。

    提携ATMの利用はモビットの暗証番号が必要なので、忘れないようにしましょう。

    ATMでは一度に引き出せるお金の枚数に上限があり、セブン銀行なら50枚までです。

    大きなお金が必要な場合は、提携ATMではなく振り込みキャッシングを利用することをおすすめします。

    SMBCモビットの審査に通るために出来る5つのこと

    SMBCモビットに申し込むときに、審査にとおるか心配になりますよね。

    SMBCモビットの審査にスムーズに通るためにはコツがあるので、以下の点に注意してみてください。

    1.希望額は最低限の額にする

    申し込みにあたりSMBCモビットに希望融資額を申告しますが、「多めに借りておこう」と考えて必要以上の金額を入力するのは避けましょう

    SMBCモビットの借り入れは総量規制の対象のため、SMBCモビットとの契約後に他社を含めた借入可能枠の総額が年収の3分の1近い額になる人は審査に通りません。

    また、初回契約の場合、SMBCモビットは申込者の返済能力を図れないため大きな金額を貸さないことがほとんどです

    希望の借り入れ額は必要最低限にしたほうが審査に通りやすくなります

    2.他社の借り入れを整理する

    他社で借り入れをしている場合、残高の少ないものは完済するなどしてローンを整理しておきましょう

    借入先は無い方が一番いいですが、もし他社に借り入れがある場合は2社以下に抑えておくのが理想です。

    特に注意したい置きたいことは、クレジットカードのキャッシング枠です。

    キャッシング枠は設定後に利用していなくても、いつでも借りれるので総量規制にカウントされてしまいます。

    使っていないクレジットカードは解約する、キャッシング枠を0円にするなど、なるべく借り入れ可能枠を減らしておくことがポイントです。

    3.申し込みの入力内容や書類の不備を無くす

    申込でミスが多いのが年収や勤務先、借入件数の虚偽や書類不備です。

    審査を少しでも有利にしようと、虚偽の記載をすることは絶対にしてはいけません。

    審査にとおらないばかりか、悪質な場合はモビットを経営するSMBCグループに注意人物としてデータが保管されます

    虚偽申し込みはプロミスといったSMBCグループのローンにも悪影響があるので、申込は正確に書くようにしましょう。

    審査で提出する身分証明書や保険証などの書類に不備があった場合、確認を取るため審査に時間がかかります。

    特に身分証明書をスマホカメラで撮影したり、コピーして提出したりする場合は書類が鮮明に映るよう丁寧に行いましょう

    一部が切れている、ピンボケなどで不明瞭な部分がある場合、再提出となり審査に余計な時間がかかります

    また提出する書類の写真は読み取れるものを用意し、有効期限内であることも確認しましょう

    4.短期間で複数社に申し込まない

    「たくさんローンに申し込めば、どこかの審査には通るはず」このように考え、たくさんの金融機関に同時に申し込むことはやめましょう。

    6か月以内のローンの申し込み履歴は個人信用機関情報に記録されて共有されるため、金融機関の審査でバレて審査に不利になります

    短期間に多数のカードローンへの申し込みを行うことは「すべての審査にとおると返済出来なくなるのでは」と警戒されてしまうのです。

    A社に落ちたからといってすぐさまB社に申し込むのは避け、申し込みは一社ずつ行い、仮に落ちた場合は半年程度の間を空けるようにしましょう。

    5.転職後は最低1年間期間を置く

    SMBCモビットに申し込むときに、転職して間もない場合は審査に不利になります。

    アルバイトから正社員になった場合でも、最低でも1年間は期間を置いてから申し込むことをおすすめします。

    もし、短期間に転職を繰り返していた場合「またすぐ辞めてしまい、無職になって返済できないのでは?」と警戒されてしまいます。

    転職を考えている場合は、退職前にSMBCモビットと契約するのもよいかもしれません。

    カードローンの審査では、勤続年数が長いほど安定した収入があると判断され、信用に繋がります。

    SMBCモビットの4つの返済方法と返済額

    SMBCモビットには、4つの返済方法があります。

    返済方法によって利用可能時間や手数料が大きく変わるので、慎重に選びましょう。

    ここではSMBCモビットに返済する方法の紹介と、返済額について解説していきます。

    1.口座振替

    毎月決まった日にSMBCモビットから自動で引き落としされるため、返済し忘れがないのがメリットです。

    また他の返済方法と違い、口座振替は手数料がかからないのも嬉しいポイントですね。

    ただしSMBCモビットの口座振替は三井住友銀行三菱UFJ銀行みずほ銀行ゆうちょ銀行の預金口座に限られる点に注意が必要です。

    また、返済専用口座を用意する場合、毎月の返済日の前に口座にお金を入れておくのを忘れないようにしましょう。

    残高不足だと引き落としができずに延滞となり、今後の利用に悪影響があります。

    2.銀行振込

    銀行振込はSMBCモビットが指定する銀行口座に、自分の口座から振り込む返済方法です。

    振込先の口座は利用者によって違うため、振り込む前に返済用口座を必ず確認しましょう

    初めて振込返済をする場合は、会員専用サービス「Myモビ」の「振込返済口座照会」で確認でき、2回目以降も「利用照会状況」画面にて返済口座番号を見ることができます。

    銀行振込の返済には金融機関所定の手数料が掛かるので注意してください。

    3.ATM返済

    三井住友銀行やゆうちょ銀行、セブン銀行などの提携ATMからSMBCモビットに返済できます。

    SMBCモビットには自社ATMがないため、提携ATMを使いましょう。

    注意したいことは、ATMによっては利用明細書や領収書がその場で発行されず、後日家に郵送されてくる点です。

    貸金業法によって決められているので、利用明細書の発行は避けられません。

    家族にバレるのが困る人はパソコン版のMyモビから、受け取り方法を電子交付に変更しましょう

    会員専用サービス「Myモビ」にアクセスしたら、「登録内容変更」の「領収書・ご利用明細書のお取扱い」から電子(ネット受取)に変更します。

    これでSMBCモビットの領収書が送られてくることはありません

    4.コンビニマルチメディア端末機からの返済

    返済手数料を節約したいのであれば、ファミリーマートに設置されているメディア端末のFamiポート(ファミポート)で返済する方法もあります。

    SMBCモビットと以前提携していたローソンのLoppiは、2020年3月末日でサービスが終了したので注意しましょう。

    Famiポートは手数料無料で端数まで返済できるため、完済したいときにもおすすめです。

    ただしレジで支払う可能性があるため、ファミリーマートの店員に借り入れだとバレてしまうリスクはあります。

    返済額は最終借入後の残高によって変わる

    SMBCモビットの返済方式は、「借入後残高スライド元利定額返済方式」です。

    最終借入残高とは、返済額が最後に借り入れを行った後の残高によって変動する仕組みのことで、消費者金融の返済方法としてはポピュラーなものです。

    SMBCモビットは、借入残高によって以下のように約定返済額が決まっています。

    最終借入後残高返済額
    10万円以下4,000円
    10万円超過、 20万円以下8,000円
    20万円超過、 30万円以下11,000円
    30万円超過、 40万円以下11,000円
    40万円超過、 50万円以下13,000円
    50万円超過、 60万円以下16,000円
    60万円超過、 70万円以下18,000円
    70万円超過、 80万円以下21,000円
    80万円超過、 90万円以下24,000円
    90万円超過、 100万円以下26,000円

    初回借り入れで10万円を借りた時の毎月の最低返済金額は4,000円で、その後追加で借り入れし借入残高が10万円を超えた場合、月々の返済額は8,000円に増えます。

    初回借り入れで15万円借りて月8,000円で返済し続け、最終借入残高が10万円以下になれば、毎月の返済額は4,000円です。

    返済額は利息も含まれて計算され、毎月の支払額がわかりやすいことがメリットです。

    まとめ

    SMBCモビットに申し込む前に、現在の借り入れ状況を見直し、個人信用情報を意識すると審査に通りやすくなるでしょう。

    また、初めてSMBCモビットを利用するときは、借入希望額は必要最低限にとどめてください

    SMBCモビットは月々の返済額が最低4,000円から返済できるため、負担はかなり少なめですが、借入や返済する方法によっては所定の手数料がかかることにも注意しましょう。

    返済手数料を少しでも抑えたいのであれば、三井住友銀行ATMからの返済や口座振替・マルチメディア端末の利用がおすすめです。