モビットを解約する方法は?手続きの注意点と完済する方法も詳しく紹介

モビットの完済後に借り入れをする必要が無くなって、解約を考える人もいるでしょう。

この記事を読んでいるということは、どうすればモビットを解約できるのか知りたいのではないでしょうか。

そこで今回は、モビットを解約する方法と解約手続きで注意するポイントも合わせて紹介します。

Contents

モビットを解約する方法は?

モビットは完済した後に、電話で担当者に解約したいことを伝えれば解約できます

「解約は自分でモビットに伝えるの?」
「完済後は自動的に解約してほしいんだけど」

そうそう、その気持ちよく分かります。完済後は出来れば自動的に解約してほしいですよね。

しかし、自分からモビットに解約したいことを伝える必要があり、完済したからと言って自動的に契約が解除されるわけではないので注意してください。

実際に契約を解約する場合にはいくつか気を付けたいポイントがあります。

また、モビットへの解約手続きの方法と流れも見ていきましょう。

完済後に自分で手続きしないと解約できない

モビットを解約するには、まずは今の借り入れを完済する必要があります。

モビットは借り入れ残高が0円にならない限り、解約手続きできないので気を付けましょう。

解約手続きを進める前に、会員専用ページやコールセンターへの電話、提携ATMなどで借り入れ残高をあらかじめ確認しておくと安心です。

モビットに限らずカードローンの契約は「完済=解約」とはならないので十分注意しましょう。

解約は完済した後に、モビットのコールセンターに自分で電話をかけて手続きをします。

解約するときはコールセンターへ連絡する

モビットの解約は、営業時間内にコールセンターへ連絡しましょう。

  • 営業時間:9:00~21:00
  • 電話番号:0120-24-7217

モビットのコールセンターは土日祝日も営業しているので、仕事などで平日に時間が取れない人でも電話をかけやすくなっています。

モビットを解約する流れを紹介

モビットの解約手続きの流れは、次の通りです。

  1. モビットを完済する
  2. コールセンターに連絡する
  3. 解約する旨を担当者に伝える
  4. ローンカードを処分する

ローンカードを持っている場合はモビットに返送せずに処分を契約者が自ら行います

ローンカードにハサミを入れて、二度と使えない状態にしましょう。

モビットの解約手続きが完了するとローンカードは使用できなくなりますが、悪用される可能性もあるので処分には十分注意が必要です。

解約の証明書はMyモビから発行できる

モビットを解約したことを証明する解約証明書が欲しい場合は、会員専用サービスの「Myモビ」から自分で発行できます

ただし、発行できるのはパソコン版のMyモビに限られ、モバイル版やアプリ版では発行できないので注意しましょう。

家にパソコンが無くても、スマートフォンからはインターネットブラウザ経由で、パソコン版のMyモビにログインできます。

モビットの解約証明書の発行方法は以下の通りです。

  1. パソコン版Myモビにログインする
  2. 「取引履歴・残高証明書・契約終了のお知らせ」を選択する
  3. 「契約終了のお知らせ」を選択すると解約証明書が表示されるので、印刷する

モビットの解約証明書類は解約日の翌日からネット上で確認できます。

ただし、確認できる期間は解約日の翌日から60日間に限られているので、できるだけ早めに解約証明書類を発行しておくことをオススメします。

解約が個人信用情報に反映されるまでの時間

モビットが加盟する個人信用情報機関のCICでは、貸金業法に基づく個人信用情報は内容変更のあった日から遅くても翌日までに更新することになっています。

解約した日のうちに、モビットから契約の解除が個人信用情報に登録されるので安心ですね。

モビットの解約後すぐにローン審査を受ける場合、不安な人は解約証明書を準備することをオススメします。

モビットを完済するときのポイントは?

先に説明した通りモビットを解約するためには、借り入れを完済しなければいけません。

「完済したいけど、いくら返済すれば良いか分からない」
「いきなり連絡なしでモビットに完済していいの?」
すでにモビットから借り入れしている人から、そんな声が聞こえてきそうですね。

モビットへの完済は電話連絡をする必要はありませんが、いくつか自分で確認することがあります

ここからは、モビットの借り入れを完済するときに気を付けたいポイントを2つ紹介します。

完済するための返済額を確認する

モビットに完済するときは会員専用サービスMyモビの一括返済シミュレーションで、完済予定日を入力して返済金額を確認しましょう

ATMや銀行振り込みで返済する人は、返済金額に所定の手数料を足した額を用意してください。

一括返済シミュレーションの完済予定日は、次回の約定支払日まで入力できます。

モビットには無利息残高が無い

無利息残高とは、利息を付けない残高として金融機関に取り扱われる借入残高です。

消費者金融の中には借入残高が1,000円未満になると返済不要の無利息残高として扱い、完済と判断するところがあります。

しかし、モビットは借入残高が1,000円未満でも利息残高として取り扱わないので注意しましょう。

モビットは借入残高が残っていれば完済にはならず、その額を借りていることになって利息が発生するので、完済のためには数百円でも返済しなくてはいけません

では、モビットに端数を支払って完済したい場合は、どのような方法があるのでしょうか。

モビットへ端数を含めて完済する方法

モビットへ数百円の端数を支払い、完済する方法は以下の3つです。

  • ファミリーマートのFamiポート(ファミポート)を使って完済する
  • 提携ATMから1,000円単位で多めに支払って完済する
  • モビットの指定口座に入金する

ファミリーマートのFamiポート(ファミポート)を使えば手数料無料で返済できます。

Famiポートで申込券を発券し、レジでモビットに端数まで返済しましょう。

また、提携ATMで多く支払った分のおつりはモビットの預り金になり、コールセンターから連絡が来て返金してもらえます

1,000円未満の端数が発生した場合は、銀行振込で手続きするのもオススメです。

振込先のモビットの銀行口座は利用者によって異なるので、自分で確認しましょう。

初めて銀行振込で返済する場合は、会員サービスMyモビから振込返済口座照会を選択して振込先をチェックしてください

銀行振り込みでモビットの返済をしたことがある人は、以前のように利用状況照会で口座を確認して手続きできます。

モビットの解約がオススメな人は?

「モビットを解約しなければピンチのときにお金を借りられる」
「いつでも借り入れできるように契約しないでカードを持っておこう」

そうそう、モビットは急いでいるときもすぐに借り入れできて便利ですよね。

しかし、すでに完済した人の中には、モビットを解約するとメリットがある人もいます。

具体的にどのような人にモビットの解約がオススメなのか紹介するので、自分が当てはまるか確認しましょう。

今後はモビットを利用する予定がない

完済後にモビットでお金を借りる予定がない人は、早めに解約手続きをしておきましょう。

モビットを解約しなければいつでもお金が手に入りますが、それはすぐに借金ができてしまうということです。

お金の借り癖がつく可能性もあるので、借り入れの予定がなければ今回紹介した解約方法で手続きを進めましょう。

これから他のローンを組もうとしている

モビット以外の消費者金融でローンを組む場合は、モビットを解約することで借り入れ枠が大きくなります

なぜなら、ローンやキャッシングの審査では総量規制が重要なポイントになるためです。

総量規制とは、モビットをはじめとした貸金業者に対して適用される法律のひとつで、契約者の融資可能枠が年収の3分の1までに制限されます。

例えば、年収が300万円であれば全ての貸金業者からの借り入れ枠の上限は100万円なので、これを超える融資を受けられません。

総量規制は貸金業者すべての借り入れ可能額をもとに計算され、実際に契約者が限度額まで借りていない場合も借りているものとして追加されます。

先ほどの例で言えば、年収が300万円の人はモビットから借り入れをしていなくても他社の借り入れ可能額が100万円あれば、申込者は他社のローン審査にとおることはありません。

また住宅ローンは総量規制の対象外ですが、消費者金融から借り入れているだけで審査に通過しにくくなります

金融機関によっては、住宅ローンに申し込むときに消費者金融への完済を勧められるケースもあるので注意しましょう。

したがって、これから他の金融機関でローンを組む人は、モビットの完済後にきちんと解約手続きをすることが大切になります。

モビットを解約する前に考えておきたいことは?

「もう一度モビットから借りたいときは電話連絡だけでまた融資してもらえる?」
「モビットに完済した後はすぐに解約した方が良いよね」
うーん、ちょっと待ってください。

完済したからといってすぐにモビットを解約すると、思いがけないデメリットがあるんです。

モビットを解約する前に、考えておきたいことを紹介します。

簡単なことですが事前に考えておかないと、今後の生活に影響が出るのでしっかりチェックしておきましょう。

再契約は新たに審査を受けることになる

解約後にモビットと再契約をする場合は、もう一度審査を受けることになります

しかし、再申し込みだからと言って審査で優遇されません

再契約の場合でも、審査の申し込み方法や流れは初回と同様です。

最初に申し込みをしたときのように、必要な書類をきちんと提出したり、正確な情報を申告したり真摯な対応で申し込みをしましょう。

審査によっては新たに利用できないこともある

以前モビットを使っていたときの利用状況が悪かったり1年以内に転職していたりすると、再審査に落ちる可能性があるのです。

勤務先が変わって収入が著しく変化している場合は、1年以上今の会社に勤めてからモビットに再申し込みすることをオススメします。

また、個人信用情報には、モビットに申し込んだ情報が6か月間記録されます

モビットの審査に落ちた後に他の金融機関に半年以下の短いスパンで申し込むと、審査にとおりにくくなるので注意しましょう。

すこし貯金をしてから解約する

モビットの解約を検討している場合は、自分は借り入れがなくても問題なく生活できるか考えてみましょう。

通常の生活費はもちろん、冠婚葬祭の資金や入院費など急にまとまったお金が必要な場合にも、借り入れせずに対応できるか客観的に分析することが大切です。

急な出費があってもある程度の対応ができるように、貯金をしてからモビットの解約手続きを進めることをオススメします。

モビットよりも低金利のカードローンはある?

「モビットよりも金利が低い消費者金融はあるの」
「他のカードローンならもっとお得に借りられるんじゃない?」
そんな疑問がある人もいるのではないでしょうか。

モビットのほかにも、低い金利で利用できるカードローンがあります。

モビットの解約後に、次の借り入れが必要な場合は他社のカードローンに目を向けるのもひとつの方法ですよ。

最後に、モビット以外のお得に使える消費者金融のカードローンを紹介します。

無利息期間がある消費者金融がオススメ

モビットの金利が高い場合は、無利息期間がある消費者金融の利用を考えてみましょう。

無利息期間サービスを受けるには条件がありますが、サービス期間中に返済すると利息が発生しません

「すぐ返済できるので、できるだけ利息を抑えてお得に借り入れたい」という人は、無利息期間サービスがあるアコムプロミスをオススメします。

【アコム】30日間の無利息期間がある

アコムでは初回契約者限定で、契約日の翌日から30日間の無利息サービスが用意されています。

ただし、借り換えローンやクレジットカードなどの初回契約は無利息サービスの対象外なので注意してください。

融資金額1~800万円
貸付利率(年率)3.0~18.0%
返済期間・返済回数最長9年7か月・1回~100回
担保・連帯保証人不要
遅延損害金(年率)20.0%

【プロミス】無利息期間とポイントサービスがある

プロミスは、初回利用者限定で30日間の無利息サービスが利用できます。

ただし、プロミスの場合はメールアドレスの登録とWeb明細の利用がサービスの適用条件です。

無利息期間が、初めてプロミスから出金した日の翌日から30日間なのは嬉しいですね。

融資金額500万円まで
貸付利率(年率)4.5~17.8%
返済期間・返済回数最長6年9か月・1回~80回
担保・連帯保証人不要
遅延損害金(年率)20.0%

会員サービスを利用してプロミスポイントを貯めると、40ポイントで最大60日の無利息サービスを受けられたり翌月末まで提携ATMが手数料無料で利用できたりします。

まとめ

モビットは借り入れを完済した後であれば、コールセンターへの電話連絡で簡単に解約できます。

完済後にモビットから借り入れをする予定がない人は、今回紹介した内容を参考に手続きを進めてみましょう。